拝めましたオテマヌ山頂
さて、フォーシーズンズをチェックアウトする日になってしまいました。テレ・ヌイでの朝食も最後。

タヒチの郷土料理、ポワソンクリュを味わってみます。自分で具を選んで作ります。マグロの切り身、トマト、玉ねぎなどをあわせて、ココナッツミルクをかけるとできあがりです。

完成したポワソンクリュ。ココナッツミルクとマグロの出合い。未知の味に驚きました。特に違和感はなく、おいしかったです。

ごちそうさまでした。
コテージに戻って入浴。一度も浴槽を使っていなかったので記念ということで。美しい海を見ながら入る風呂、本当に気持ちいいです。

チェックアウトは正午。空港行きのボートは午後12時半出発。ボートに乗るまで少し時間があるので、プールサイドへ出てみます。
ついに、最終日にして、オテマヌ山の山頂がきれいに見えました。

標高727メートル。何と言っても目を奪われるのは、山頂から切れ落ちた垂直の絶壁。高さ200メートルくらいあるでしょう。刃物で断ち切ったかのような鋭さです。神々しくて猛々しい。

ずっと見ていても飽きません。ボラボラ島のシンボルにして、ボラボラを世界のどこにもない景観の島に昇華させている宝です。かつては活火山。ふもとの海岸線では、赤茶色の溶岩があちらこちらで見られます。

美しいプールサイドともお別れ。

もっと泳ぎたかったなぁ。

プールサイドからの景色。プールの青、芝生とヤシの緑、ビーチの白、海のターコイズブルー、パンタナスが葺かれたコテージ、そして、そびえ立つ雄大なオテマヌ山。さまざまな色と造形が一体となって、視界全体に広がります。こんな素晴らしい景観を誇るリゾートは、世界的にも稀なのではないでしょうか。ボラボラまで来て本当によかったと感じました。

ファレ・ホア・ビーチバー。一度くらいここに座って酒を飲んでもよかったかな。

ビーチベッド側から見たファレ・ホア・ビーチバー。

ファレ・ホア・ビーチバーの周りにはテーブルがいっぱい並べられています。ヤシの木陰で、のんびりお酒を飲むのもいいかもしれません。

さて、水上コテージともお別れ。プランジプール、広くはないですけど、存分に使わせてもらいました。

4泊させてもらった水上コテージ外観。

フォーシーズンズ・ボラボラ、最高のリゾートでした。ホスピタリティに優れているのは言うまでもありませんが、ここの最大の長所は、その美しさです。これに尽きます。
海がきれいなだけのリゾートなら世界にほかにもあると思います。しかし、堡礁(ほしょう)という環状のサンゴ礁に囲まれたボラボラ島のようなリゾート地は多くないでしょう。島の中心にどっしりオテマヌ山がそびえ、海と一体となって生み出される景観は、至高の美そのものです。
その自然の美しさを存分に生かして設計されたフォーシーズンズ・ボラボラ。素晴らしいとしか言いようがありません。

帰りのボートに乗り込みます。

さようなら、フォーシーズンズ・ボラボラ。

乗り合いだった行きと違って、帰りは貸し切り状態。

ボラボラ空港到着。

ボラボラ空港から見たオテマヌ山(真ん中)。その表情はフォーシーズンズからのものとまったく違います。こちらから見ると、薄くて四角い岩の壁が緑の山体に上から突き刺さっているようにも見えます。
オテマヌ山の右手には、島で2番目に高いパヒア山(661メートル)、その隣に3番目のフエ山(619メートル)の頂も見えます。

記念撮影に使えそうな標識も。

落ちていたヤシの実を手にパシャリ。

空港内にはボラボラならぬポラポラ(PORA PORA)コーヒーショップという店があります。

空港内には土産店が2店あります。リゾート内で買うより、安いと思います。何か土産になりそうなものを探してみる価値はあると思います。

ボラボラ空港ターミナル。

タヒチ島に向かう飛行機です。乗り込みます。

滑走路には軍用機も。タヒチはフランス領。駐屯しているのは、もちろん仏軍です。

さらばボラボラ島。プロペラ機から見た島。

機内から見たセントレジス(手前)。奥に見えているのはメリディアンとインターコンチネンタル・タラソ。フォーシーズンズは航路がちょうど真上だったのか、見ることはできませんでした。

タヒチ島のファアア国際空港到着。行きは直行便だったので50分程度でしたが、帰りはフアヒネ島、ライアテア島を経由する便だったので1時間40分ほどかかりました。

さて、いよいよ旅も終盤。インターコンチネンタル・タヒチにチェックインします。夜はダンスショーを観賞します。


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