ドバイの7つ星ホテル、ブルジュ アル アラブのアフタヌーンティーの予約方法についてまとめました。興味はあるけど、どこでどう予約していいか分からないという方には、多少なりとも役立つのではないかと思います。
※ 2018年10月時点の内容です。1ディルハム(AED)=31円で計算。

驚きプライス 1人2万円
ブルジュ アル アラブは2か所でアフタヌーンティーを提供しています。27階のスカイビュー バー(Skyview Bar)と、ロビーラウンジのサン エダー(Sahn Eddar)です。多くの人がイメージするブルジュ アル アラブのアフタヌーンティーは、ガイドブックなどで紹介される頻度が高いスカイビュー バーではないかと思います。
予約方法について見ていきます。価格が最も安いのは、ブルジュ アル アラブの公式サイトです。ただし、日本語対応していないところが難点ではあります。旅行代理店などを通せば日本語で予約できますが、当然ながらマージンを取られるので高くなります。スカイビュー バーに関して言うと、1人あたり5,000円くらい違います。
公式サイトの価格を見てみると、スカイビュー バーは1人635AED(約19,700円)。窓側確約で申し込むと、テーブル1台につき100AED(約3,100円)が追加で必要になります。サン エダーは1人550AED(約17,000円)です。東京の高級ホテルのアフタヌーンティーの相場がおおむね4,000~6,000円ですから、尋常ではない価格です。
アルファベット検索で公式HPにアクセス
われわれは公式サイトを通じて予約しました。ここはぜひ、自分でやってみることにしましょう。以下の説明は全て、パソコン画面を通じてのものになります。
まずは公式サイトへのアクセスからです。グーグルやヤフーで「ブルジュ アル アラブ アフタヌーンティー」とカタカナ入力で検索しても、公式サイトは出てきません。アルファベットで「Burj Al Arab Afternoon Tea」と打って検索しましょう。下の写真がブルジュ アル アラブのアフタヌーンティーのトップページです。

そのページを下にスクロールすると、「Sky Tea at Skyview Bar」「Arabesque Afternoon Tea at Sahn Eddar」と太字で書かれた部分があります。ここをクリックしましょう。それぞれスカイビュー バー、サン エダーのトップページに飛びます。

スカイビュー バーのトップページです。

ページを下にスクロールすると、右側に「BOOK NOW」と書かれた部分があります。下の写真で赤線で囲んだところです。ここをクリックすると、予約ページに飛びます。

予約ページです。日付、人数、時間を入力します。

スカイビュー バーのアフタヌーンティーは、午後1時、1時15分、4時、4時15分のいずれかの時間からスタートします。1時と4時は窓側確約で、1時15分と4時15分は窓際確約のない時間になります。どうしても窓際がいい人は、100AEDが必要になりますが、1時か4時を選びましょう。

希望する時間のボタンをクリックすると、下のような画面が出ます。この時間で良かったら、「Select」ボタンを押しましょう。

窓際確約の午後1時か4時を選んだら、次のようなページが表示されます。ページの左側に「Window Table」とあり、ここに「+」と「-」ボタンがあります。ここの「+」を押して、必要なテーブルの数を選びましょう。もっとも2、3人程度なら、1以上に増やすことはできません。テーブル数の入力を終えたら、右側の「next」ボタンを押しましょう。ちなみに、窓際確約のない午後1時15分か4時15分を選んだら、このページは出てきません。

次は、個人情報の入力になります。FacebookやGoogle+などのアカウントを用いれば、名前やメールアドレスを入力する手間が省けます。いずれのアカウントも持っていない人は一番下の「Continue as guest」の欄をクリックしましょう。

個人情報の入力画面です。名前はアルファベットで打ち込みましょう。「Phone Number」の欄では、最初にUAE国旗が表示されています。横の「▼」を押して国の一覧を出し、「Japan」を選びましょう。「Payment」は、クレジットカード情報の入力欄です。「mm」は有効期限の月、「yyyy」は同じく有効期限の年、「cvv」はカード裏面に記載されている3ケタのセキュリティーコードです。

必要な情報を入力して下にスクロールすると、次のような画面になります。「Dietary Restrictions」は食事制限の欄です。「+Add」のボタンをクリックしてみましょう。

苦手だったりアレルギーがあったりして、スイーツやセイボリーに入れてほしくない食材があったら、ここでチェックします。Nuts(ナッツ)、Wheat(小麦)など36項目用意されています。「YOURS」と「YOUR GUESTS」のタグを切り替えれば、自分と同行者を区別して外してほしい食材を指定できます。入力が終わったら、右上の「Save」をクリックします。

「Dietary Restrictions」の下にある「Special Occasion」は、何かを祝いたくて予約する人のためのものです。「+Add」をクリックすると、このように表示されます。Bitrthday(誕生日)Honeymoon(新婚旅行)Graduation(卒業)など、19項目あります。ここにチェックを入れると、何かしらのサービスがあります。アフタヌーンティーの当日、周囲のテーブルで、花をもらったり、スイーツの追加があったりするのを見ました。われわれはいずれも該当しないので、この項目にチェックは入れておらず、何も受け取っていません。

最後に「I agree to the Cancellation Policy」(キャンセル条項について同意します)の左の空欄にチェックを入れます。その下の「Receive news and offers for Sky View Bar」の空欄にチェックを入れると、スカイビュー バーから折に触れてメールが届くようになるので、こちらは興味がなければ無視して構いません。ちなみに、キャンセルに関して、予約当日に訪れない、もしくは予約時間から24時間を切って解約すると、1人あたり300AED(約9,300円)を徴収されます。気を付けましょう。最後に「Submit」(送信)ボタンをクリックします。これにて予約手続きは完了です。
しばらくすると、ブルジュ アル アラブ側から下のようなメールが送られてきます(名前の部分はグレーで加工)。ブルジュ アル アラブに入るには、必ず予約が必要で、敷地の手前でチェックを受けます。その際に、スマホなりタブレットなりを持って行って、係員にこのメールを見せましょう。もちろん、印刷して持って行ってもかまいません。

決済用メールが届くのは1週間を切ってから
予約に関する手続きを終えても、もう一つやらなければならないことが残っています。アフタヌーンティー料金の決済です。予約時にクレジットカード情報を入力しますが、それをもってカード会社から即請求が来ることはありません。予約時の入力は、キャンセル条項に違反があった時にホテル側が違約金を引き落とすためのものであって、アフタヌーンティーそのものの支払い手続きは完了していないのです。
アフタヌーンティーの予約日が近づいてくると、ブルジュ アル アラブからクレジットカードでの支払いを求めるメールが送られてきます。下の画像は、そのメールです(名前の部分はグレーで加工)。

このメールに、決済用のリンクが張られています。「MAKE PAYMENT」と書かれた部分をクリックすると、クレジットカードの決済画面に飛びます。ここで決済すれば、晴れて全て終了です。この決済用リンクには有効期限がありますので、期間内にきちんと手続きを終えましょう。
一つ注意点があります。この決済用リンクを張ったメールが届くのは、予約日がかなり迫ってからです。われわれに関して言えば、残り1週間を切っても届きませんでした。ドバイ入りからアフタヌーンティー当日までの期間が長い人は、このメールを現地で受信しなければならないことも考えられます。ですので、予約時に使用するメールアドレスは、ドバイでも確実に受信できるものを選ぶのがいいでしょう。
問題はメールの種類を問わず、現地で受信できない人です。こちらに関しては、決済を終えないうちに、日本を旅立つ日が訪れてしまうことも考えられます。それはさすがにまずいので、ブルジュ アル アラブ側に決済用メールを催促する必要があるでしょう。
われわれは、ドバイで受信できないメールアドレスで手続きをしてしまいました。そこで、「早く決済メールを送ってほしい」とホテル側にお願いするメールを送信しました。すると、すぐに送ってくれました。
ブルジュ アル アラブの飲食に関する問い合わせは、このメールアドレスで受け付けています。
BAArestaurants@jumeirah.com
このアドレス宛てに簡単な英文を打って、決済用のメールを送ってもらいましょう。
たとえば、こんな程度で十分だと思います。
I am ●●●(名前). I have a reservation of Afternoon Tea at Skyview Bar (Sahn Eddar) on ●●(月)●●(日). But we haven’t received email with payment link yet. We are going to depart from Japan soon, so could you send it immediately? (●月●日にスカイビュー バーのアフタヌーンティーを予約しています。しかし、まだ決済リンク付きのメールをいただいておりません。まもなく日本を出発するので、すぐにメールを送っていただけませんか?)
以上、長くなりましたが、ブルジュ アル アラブのアフタヌーンティーの予約に関する流れです。われわれが利用したスカイビュー バーで説明を進めましたが、サン エダーに関しても同じです。7つ星ホテルのアフタヌーンティー、ぜひ楽しんでみてください。
追記: その後の変更点。予約完了時に支払いも完了
ここまで読み進めていただいたのに、申し訳ありません、われわれの旅行時(予約は2018年8月、渡航は同10月)と比べて、決済方法などが変更になっていることが分かりました(2019年4月18日)。
当ブログの上記部分は、当時の記録として修正せず、ここから加筆する形で修正させていただきます。
公式サイトでの予約方法は、同じです。ただし、予約完了時に届くメールの文面等が変わっています。
以下の写真は、そのメールの一部です(個人情報部分等はグレーに加工)。

ブルジュ アル アラブに出向く際には、このメールを持って行きましょう。


コメント
コメント一覧 (4件)
こんばんは。
GWにドバイへ行くにあたり、参考にさせていただいています。
バージアルアラブでのアフタヌーンティーの予約も参考にさせていただきました。
予約はできたのですが、やはり最終決済のメールはまだホテルから届きません。アドバイス通り、催促のメールをしようとおもったのですが、当方に届いた文面と、ブログに掲載されている文面に違いがあるようです。
当方に届いた文面には、payment details Link to receiptと記載があります。
当方、英語がさっぱりで、理解が出来ないのですが、これは決済が完了しているということなのでしょうか?
もしご存知であればと、お訊ねした次第です。
どうぞよろしくお願いいたします。
ゆきさま
当ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
返信が遅くなって、すみませんでした。
ご質問の件、調べてみました。
私が受け取ったメールに、「payment details Link to receipt」という文言はどこにもありませんでした。そこで、すぐに自分で試しにバージアルアラブの公式サイトで予約してみました。すると、そのようなメールが確かに届きました。私が予約したのは昨夏ですが、その後、システムが変更になったようです。
決済が完了しているか、との質問でしたが、これで完了しています。決済用リンクを含んだメールが今後、予約期日が近づいても届くことはありません。
念のため、バージアルアラブ側に料金請求についてメールで尋ねてみました。その返信でも、支払いが完了していることを確認したので大丈夫です。
ただし、アフタヌーンティー当日、高級なシャンパン(ドンペリ等)に変更するなど追加料金が必要となるサービスを申し込むと、レストランを出る際に請求されますので、その点は注意してください。
受け取ったメールは、スマホでもタブレットでもいいですし、紙に印刷したものでもいいので、忘れることなく、ドバイに持って行ってください。バージアルアラブの連絡橋を渡る際に必要になりますので。
最後に、当ブログを参考にしていただいたのに、結果的に、混乱させてしまうことになって、申し訳ありません。
私の旅行時と比べて変更が確認された部分については、ブログに加筆する形で早急に修正します。
またご質問等あれば、何でもお寄せください。
では、楽しんできてください。
返信ありがとうございます。
この度は、ありがとうございます!
ホテルへの予約と確認、ブログまで更新。
私のコメントでご面倒をおかけし、大変恐縮しています。
おかげさまで、安心してドバイに行けます。
思いきってコメントさせていただいて良かったです。
本当にありがとうございました。
ゆきさま
蛇足になるかもしれませんが、私の旅行時からドレスコードが変更になっていることが予約時に送られてきたメールから分かりましたので、追加でお伝えさせていただきます。
私の旅行時、アフタヌーンティーのドレスコードは「スマートカジュアル」だったのですが、現在は「スマートエレガント」に変わっています。おしゃれランクが少し上がった感じです。
男性に関して言えば、これまでは「襟付きシャツ」でありさえすれば良かったものが、現在は「襟付きのドレスシャツ」を着るよう要求しています。スマートエレガントに格上げされたことによって、はっきりと厳しくなりました。よって、スニーカーは事実上、不可と考えた方が無難でしょう。女性に関して言えば、具体的な服装については触れられていません。
女性オンリーで行かれるなら、こじゃれた装いであれば大丈夫ですからそれほど気にする必要はないでしょうが、男性がいらっしゃるようでしたら、注意された方がいいかと思います。
詳しくは、当ブログの旅行記12「バージ アル アラブのアフタヌーンティー」の最後に追記し、修正しましたので、そちらを読んでみてください。