6泊8日で、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァ、タシケントを見て回る個人旅行の2日目は、サマルカンドの観光になります。ホテルを出て最初に向かうのは、シャーヒ・ズィンダ廟群です。2025年10月の旅です。
「生ける王」の伝説
2日目 9:15 宿泊ホテルのモーベンピックを出発です。シャーヒ・ズィンダ廟群は屈指の人気スポットだけに、早い時間の方が混んでなくてよいとされています。出発が午前9時台だと早朝とは言えませんが、それでも昼前後よりは空いているはず。そういった理由で一番目の目的地としました。
9:25 Yandexで呼んだタクシーに乗り、10分ほどで到着しました。写真は、シャーヒ・ズィンダ廟群が面した幹線道越しに撮ったものです。

シャーヒ・ズィンダ廟群はレギスタン広場の北東、直線距離で1km強のところに位置します。
シャーヒ・ズィンダ廟群の起源は、7世紀にさかのぼります。イスラム教の預言者ムハンマドの従兄弟クサム・イブン・アッバースがサマルカンドを布教で訪れた際、ここで殉教してしまいました。ソグド人と衝突したためとされています。彼は首をはねられましたが、なんと自らの首を持って井戸に入っていき、永遠の命を得たとされます。その伝説が「シャーヒ・ズィンダ(生ける王)」という名称の由来になっています。
入り口の階段は「天国の階段」と呼ばれており、段数を数えて行きと帰りで段数が同じになったら、天国に行けるという言い伝えがあることで有名です。まだ午前9時台なのに、観光客は多くいます。土曜日だったからか、外国人だけではなく、地元ウズベキスタンの子どもたちも多くいました。チケットは50,000スム。クレジットカードは使えました。

階段を上がった先に
天国の階段を上がると、青のタイルに彩られた霊廟が続きます。あぁ、これこれ、この青を見たくて、はるばるサマルカンドまで来たのです。

回廊の両側からあふれかえる青を、これでもかと浴びまくります。まさに「青の都」の中心はここです。

霊廟の内部も、いろいろな青があふれかえっています。

このように、何も装飾がない霊廟もあります。

よくぞこんな緻密な模様を考えて、実際にタイルで作ったものです。こちらの建物には、中央のくぼみ(イーワーン)に蜂の巣のような装飾が施されています。これをムカルナスといいます。重なり合う幾何学模様は、世俗の世界から天界への入り口を表しているとも言われています。

青と白のコントラストが美しい霊廟も。

芸術は必ずしも多くの色を必要としないようです。青の濃淡だけでこれだけのものを表現できることを、ここにある廟群は証明しています。

宣伝写真とかでよく見る構図です。

ショップは2店あり
シャーヒ・ズィンダ廟群には、ショップが2店あります。回廊に面した建物を間借りするような形で入っています。

ショップ内の棚です。タイルの置物などを売っています。

オーナメント。やはり青色が中心です。

別のショップです。

伝統衣装が多く並んでいます。

バッグも。繊細な刺繍が美しいです。

コップなども取りそろえられています。

所要時間は?
さて、見学を終えたので、来た道を戻り、天国の階段を降ります。何段あるか、また数えてみましょう。

11:00 退出したのは11:00過ぎでした。概ね1時間半くらいいたことになります。急ぎ足で見たわけではなく、かといってそれぞれの霊廟をじーっと飽きるほど眺め続けたということもありません。ほどほどに眺めながら進んでいき、途中、ベンチに座って休憩したり、ショップで買い物をしたりして、そのあたりも含めて要した時間になります。ささっと見ようと思えば1時間で十分だし、じっくり眺めるなら2時間でも3時間でもいられるでしょう。
では、次の目的地であるビビ・ハニムモスクとビビ・ハニム廟へ向かいます。写真は、シャーヒ・ズィンダ廟群から見たビビ・ハニムモスクです。周囲と比べて、ひときわ大きな構えで、目立ちます。





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