6泊8日で、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァ、タシケントを巡る個人旅行の6日目です。この日は、イチャン・カラを歩き回ります。クフナ・アルクを見て、場内にある見張り台に上がり、その後、イチャン・カラの城壁の上を歩きます。2025年10月の旅です。
ハンが暮らした古い王宮
6日目 13:20 昼食を取ったカフェ ザラフションからのんびり歩いて、クフナ・アルクに着きました。

場所はこちら。イチャン・カラの西側、城壁に接する位置にあります。共通チケットで入場できます。
クフナ・アルクが現在のような形で完成したのは、1680年代と言われています。ハンの居城であると同時に、軍事的拠点でもあり、貨幣を鋳造する施設なども併設していたといいます。
クフナ・アルクは「古い城」を意味します。もちろん最初から古い城だったわけではなく、新しい宮殿であるタシュハウリができたことで、こちらはクフナ・アルクと呼ばれるようになりました。
内部です。こちらは城の土台部分でしょうか。

アイヴァン(三方を壁に囲まれた空間)です。ミフラーブが設けられています。

過去から現在に至る紙幣、コインの展示があります。ここに造幣局があったことに由来するようです。

城壁の土台です。城壁は修復を重ねて今日の姿になっているわけですが、ここは元からあった部分のようです。

むき出しになっている土台部分は、紀元前4~3世紀のものだという説明です。

アク・シェイフ・ババの見張り台へ
クフナ・アルクには「アク・シェイフ・ババの見張り台」という矢倉のような建物が屋上にあります。こちらは、城外から撮影したものです。高くなっているところが見張り台です。

アク・シェイフ・ババの見張り台は、アク=聖なる、シェイフ=長老、ババ=長老などに使われる称号、を意味します。なぜこの名称になったのか、はっきりとは分かっていないようです。見張り台ができた時期についてもはっきりしておらず、17~18世紀ごろにクフナ・アルクを改修する形で設けられたのではないかと言われているようです。

ここに上がるには、別途料金が必要です。この階段を上った先が見張り台になります。

見張り台からの眺めです。こちらは西側、城外の景観になります。

北側です。城壁には外側へ張り出したスペースがいくつも設けられていることが、上から見るとよくわかります。

南東側です。カルタ・ミノルとイスラム・ホジャのミナレットが1枚の写真に収まります。

東側です。どの方角を見ても山も丘も見当たらず、イチャン・カラがとても平坦な地形に立地していることがよく分かります。

この見張り台の高さは、イスラム・ホジャのミナレットには劣ります。ただ、ミナレットが網越しで視界がそれほど開けていないのに対して、こちらは何も遮るものがありません。見える景色が違います。その意味で、両方に行ってみる価値はあると思います。
北門から城壁の上へ
イチャン・カラの城壁は登ることができます。登り口があるのは、北門のそばです。行ってみます。
14:40 こちらがイチャン・カラの北門です。写真は城外から撮ったものです。門を出てすぐの場所に学校があるので、制服を着た子どもたちを多く目にしました。

北門付近の城壁を外から見たら、このような感じです。

登り口付近の城壁を内側から撮ったものです。見張り用の穴のすぐ下側で、壁の質感が違って見えると思いますが、ここが城壁の上に設けられた通路になります。写真に写っている人の身長と比べると、その高さが分かるかと思います。地面から7~8mといったところでしょうか。

北門のすぐ脇に、このように階段があります。ここから上がります。有料です。1人50,000スムくらいだった気がします。階段のそばに受け付けの人が座っているので、その人に払います。

段数はそれほど多くありませんが、それなりに急です。足を踏み外さないように慎重に登りましょう。

階段を上がったら、このような感じで、ドームが盛り上がったスペースがあります。

写真に写っているように、城壁の内側に階段が設けられていますが、こちらは城壁の上までつながっていません。登り口は、さきほどの急な階段だけです。

城壁の上の通路の幅は3mくらいでしょうか。当然ながら柵のようなものはありません。城内側に近づくと、落下の恐れもあります。危ないです。高所恐怖症の人間にとって、なかなか足が震えるものがあります。

通路はご覧のように、壁側から城内側にかけて低くなっています。この少しの傾斜がまた、高い所が苦手な者にとっては厄介なものがあります。ただ、城壁はぐるりと一周できるわけではありません。途中でその先には進めないように行き止まりになっています。

万が一誤って落ちたら、軽傷では済まないでしょう。下手したら…というレベルの高さです。でも、だからこそ、ここは本物の城壁なのだと実感できるとも言えます。テーマパークだったら、このような構造はあり得ないでしょう。

城壁外に張り出したスペースは、そこそこの広さがあります。

城壁の穴(狭間)から外をのぞくと、このような感じで見えます。

再びテラッサ カフェ&レストランへ
15:15 強い日差しの中、歩き回って疲労感を覚えたので、カフェで休憩します。前日に訪れたテラッサ カフェ&レストランに再び行きます。

注文した品です。まずはチョコレートケーキ。甘すぎず、バランスのいい味に仕上がっていました。

パフラヴァです。ナッツを何層にも重ねて焼いたスイーツです。前日もここで食べました。なかなか癖になるおいしさです。

前日は2階の屋内席に座りましたが、この日は3階のテラス席に座れました。天蓋で日陰になっている席が空いていてよかったです。10月中旬の午後3時は、日差しがまだ強く、日焼けしてしまうレベルです。

見晴らしがよくて、スイーツもおいしくて、この店で過ごす時間は、本当にリラックスできます。イチ押しです。

1時間ほど休憩した後は、買い物のため街を軽く歩きます。その後、夕食へ行きます。




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