6泊8日で、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァ、タシケントを巡る個人旅行の3日目になります。ブハラ駅からYandexでタクシーを呼んで、旧市街のホテルに移動します。その後、オールド ブハラ レストランで夜食を取ります。2025年10月の旅です。
タクシー運転手に絡まれながらも
3日目 21:00 サマルカンド駅から寝台列車で3時間ほどかけて、ブハラ駅に到着しました。

ブハラ駅のホームから見た駅舎です。

ホテルまでの移動はタクシーです。Yandexで呼びます。しかし、予想通りと言いますか、スーツケースを引いている外国人は、客待ちをしているタクシー運転手に絡まれます。いつもそうなのか分かりませんが、われわれの時は、それなりにしつこかったです。「Yandex NO GOOD」とか、割と大きな声で言い寄られる場面もありました。
そりゃ、物価がそれほど高い国じゃないから、乗ってあげてもいいのです。Yandexより高くつくといっても、たかだか数百円しか違わないはずです。日が落ちて寒い中、Yandexにこだわって、車が来るまで待つ必要があるのかと思わないでもないです。目の前で勧誘してくる輩の車に乗った方が、早いし楽だし効率的じゃないかと。
でも、ブレませんでした。手持ちの現金は豊富ではなかったですし、勧誘に屈するような感じで乗るのも、やっぱりもやもやが残ります。断固とした決意で、Yandexを選びました。
ブハラ駅前は下のような感じです。観光客の多くは駅を出たら向かって左手に進み、突き当りを右に折れて駐車場へ向かいました。まるで導線が指定されているかのように、みんながそのように動きました。マップ上に引いた赤い線のイメージです。われわれは深く考えることなく、前を歩く人たちに従いました。

Yandexを使って呼んだタクシーは、黄色い線で囲んだ駐車場に入ってきます。そして、客引きをする運転手は、その駐車場の手前、黄緑色の線で囲ったあたりのエリアで、必死に絡んでくるわけです。
そりゃ向こうも仕事だし、生活がかかっているし、声を掛けられるのは仕方ないです。分かっています。彼らは何も悪くない。でも、次から次にしつこく付きまとわれると、気持ちがいいものではないのも確かです。
というわけで、Yandexでタクシーを呼びたいという人に簡単なアドバイスをするとしたら、駅の構内にとどまったまま車を手配すること。それに尽きます。そして車が駐車場の近くまで来たのをアプリで確認したら、駅舎を出て、緑のエリアを抜ける。これが最もダメージが少ないでしょう。
われわれは黄緑色のエリアで何人ものタクシー運転手をあしらいながら、10分以上待ちました。あまりいいやり方ではなかったです。下の写真が、まさに駐車場の手前、黄緑色のエリアに当たります。

ガスの補給所にて「恐怖体験」
Yandexで呼んだタクシーに乗って、ホテルへ向かいます。予約しているホテルは、ブハラ旧市街にあり、駅から直線距離で12kmくらい離れています。渋滞にはまらなくても、30~40分かかります。

途中でちょっとしたハプニングがありました。運転手が片言の英語で「Gas empty. Gas station OK?」と聞いてきました。ガスがないと言うのです。そりゃエンストしたら困りますから、仕方ありません。
この時点では知らなかったのですが、ウズベキスタンの車の燃料は、ガソリンではなく、メタンやプロパンなどのガスが主流なのだそうです。そして、ガスを注入している間は、ドライバーも同乗者も、車に乗っていたらいけないようです。

それの何が怖かったって、スーツケースが完全に無防備になってしまうことです。タクシーの運転手から「Get off」と言われて車から降りたのですが、当然ながらスーツケースはトランクに入ったままです。ガスの補給所に置いてきぼりにされ、このままスーツケースを持ち逃げされるのではないか。そんなストーリーが、脳裏をよぎりました。
Yandexを活用するドライバーは、事前に身元を登録しているはずです。加えて、運転手はアプリ上で顔や名前を公開しています。ウズベキスタンは治安がいい国としても知られています。理屈で考えれば、スーツケースだけを持ち逃げされるなんてことはあり得ないです。それでも万が一に備えて警戒心を持っていなければならないのが、異国の旅というものです。ガスの注入後、再び車に乗り込むまで、ドキドキしました。
ブハラ歴史地区にタクシーは入れない
さて、燃料をちゃんと蓄えて、無事に出発。しかし、こちらの無知に由来する問題が、もう一つ待っていました。ホテルまであと少しというところで、車が突然止まりました。前には警官が立っています。警官と話をした運転手はこちらに向けて「Police say NO. We can’t go. Get off」と言い、これ以上は進めないので車から降りるよう求めてきました。まだホテルに着いてないのに、なぜでしょう。この時点で、理由は分かっていませんでした。
後で調べて、納得しました。世界遺産に登録されているブハラ歴史地区(=旧市街)の中心部には、タクシーが入れないように規制されているのです。
下のマップで言うと、右手のオレンジ色で囲った「タクシーここまで」の場所で、われわれは降ろされました。Y字路の結節点の辺りです。旧市街で観光の中心となるラビハウズは、そのY字路を進んだ先にあります。旅行前にそこまでリサーチしていませんでした。

ちなみにラビハウズの西側はどこまでタクシーが入れるかというと、われわれが確認した例としては、マップ左手のオレンジ色で囲ったところまでとなります。
というわけで、タクシーを降りてホテルまで500メートルほど、スーツケースを引いて歩きました。22時が近いのですが、店は結構開いていて、人もそれなりに多くいます。

22:00 ブハラ駅からここに至るまで、いろいろありましたが、無事にホテルに着きました。宿泊するのは、ホテル マリカ ブハラです。

チェックイン後、遅いのですが、軽くディナーに出かけます。
0時まで営業の人気店
22:20 いろいろ選択肢がある中、人気店として評判のオールド ブハラ レストランに行きました。トリップアドバイザーの情報だと、0:00まで営業しているようです。

場所はこちら。ラビハウズのすぐ北です。
では入ります。

この店は形状がとても面白いです。外から見るとれんが造りの堅牢な建物に見えるのですが、中に入ってみると、屋根が取っ払われたような開放的な空間になっています。2階の客席部分はU字型のような造りになっており、部分的に木製の屋根が架けられています。中央は吹き向けになっていて、下から樹木が伸びています。

柱や柵、椅子は木製で、吹き抜けから伸びる樹木とシンクロして、とてもいい雰囲気を醸し出しています。木のぬくもりって、やっぱりいいです。屋根はあるので多少の雨はしのげるでしょうが、風は吹き抜けるので、10月の夜間となると、そこそこ肌寒いです。

2階から見た1階部分です。1階は風をしのげるでしょうから、寒さが苦手な人は1階の方がいいかもしれません。

2階から見た街並みです。ロータリーのようなところに面しています。

注文した品です。まずはサラダ。

スープです。これはボルシチです。ロシア料理というイメージがあるように思いますが、実はウクライナ発祥です。

スープをもう一つ。こちらはウズベキスタン料理のマスタヴァ・シュルヴァだったかな。違っていたら、ごめんなさい。寒い屋外にあって体を温めることができ、さらに具だくさんでお腹を満たすこともでき、一石二鳥です。

シャシリクです。1本だけ注文しました。もう23時を回っているので、あまり食べても仕方ありません。この程度にとどめておきます。

オールド ブハラ レストラン、とても雰囲気のいい店でした。ブハラ滞在中に1度は訪れて損はないかと思います。料金は飲み物も入れて、161,000スム。ざっと2,000円くらいですか。クレジットカードは使えました。
23:25 ホテルへ戻りました。次の日は、朝からブハラ観光です。




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