6泊8日で、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァ、タシケントを巡る個人旅行です。ここでは、われわれがブハラ滞在時に泊まったホテル マリカ ブハラを紹介します。2025年10月の旅です。
ラビハウズから200m
ホテル マリカ ブハラは、世界遺産に登録されている旧市街の中心地ラビハウズから見て、西側へ200mほどのところにあります。4つ星ランクらしいですが、3つ星としているサイトもあります。どちらなのでしょう。観光するにあたって、立地は抜群にいいです。
入り口はこのような感じです。

あてがわれた部屋です。正直言って、入ってみて「あれっ」と思いました。やや年季を感じるつくりです。予約サイトなどを見ると、もっときれいで広そうな部屋があったので、そちらに泊まれるものだと思っていました。われわれは「スタンダード ダブルルーム」の予約だったのですが、ネットで見た部屋は「デラックス ダブルルーム」や「デラックス ツインルーム」だったようです。

値段的にとんでもなく違うわけではないので、きちんと確認して予約すればよかったと思いました。「デラックス」の方であれば、見た目的に4つ星に値する気はします。こちらの部屋で4つ星は通用しないでしょう。
もっとも、スーツケースを二つ広げても、歩き回れるだけの広さはありますし、清掃はきちんとなされています。不快に感じる部分があったわけではないので、自分で自分を許すことにしましょう。

風呂場です。ユニットバスの仕様です。清潔に保たれてはいます。ただ、バスタブと手前の洗面台の間に、水が飛び散るのを防ぐための可動式のカバーがイマイチでした。バスタブの縁とカバーとの間に隙間があるため、シャワーの水が手前の洗面台側に侵入するのをどうしても防げないのです。シャワーを浴びると、洗面台側の床が、随分濡れました。

手入れ自体に問題はありません。

出力は強くありませんが、ドライヤーも付いています。

ホテルの中央部分には、屋外空間が設けられています。

屋外を進んだ先に、われわれが泊まった部屋があります。

利用する人はそれほどいないでしょうが、このような休憩場所も設けられていました。

朝食はどんな感じ?
朝食会場も紹介します。このような感じです。装飾を施された木製の柱が空間の真ん中に伸びているのが特徴的です。イスラム建築にはアイヴァンと呼ばれるテラスがありますが、その空間を支えるための柱として、よく見られるものです。

野菜があります。ありがたいことです。

果物やハムなど。

フレンチトーストなど温かい品です。

ジュースはピーチとアップルの用意がありました。牛乳も置いてあります。

野菜や果物など、このくらいはあってほしいなというレベルのものは、一通りそろっている印象でした。サマルカンドで泊まったモーベンピックと比べるとさすがに落ちますが、そりゃ料金が違いすぎるので、それをもってこちらを悪く言うことはできません。
朝食会場の入り口にある棚には、カメラマン矢巻美穂さんの「はじめて旅するウズベキスタン」というガイドブックが置かれていました。その著書にこちらのホテルは紹介されています。われわれも旅行前に読んで、参考にさせていただきました。

ブハラで他にいいホテルはある?
ホテル マリカ ブハラの部屋や朝食などを簡単に紹介しました。
ブハラでどのホテルに泊まるかは、いろいろ悩みました。旧市街には多くの宿泊施設があります。一方で、「絶対にここがいい」というような、立地とクオリティーの両方を満たしたホテルは、あくまで主観ですが、それほど多くないように思います。旧市街で立地がいいホテルは、ほとんどが3つ星以下なのではないでしょうか。
そんな中、私が調べた範囲において、良いと思ったホテルは二つありました。
一つは、メルキュール ブハラ オールド タウン。
もう一つは、アレクシアスイート ユネスコ世界遺産リストスイートホテルです。
メルキュールに関して言うと、クオリティーはブハラで最上位レベルだと思います。ただ、旧市街の中心から、やや遠いです。ラビ ハウズまでの距離を調べると、900m強あります。十分に歩ける距離ですが、立地のいいホテルが他にもある中、マイナスポイントではあります。あと、宿泊料金の設定は、ブハラにあって断トツに強気なのではないかと思います。結構高いです。
アレクシアスイートに関して言うと、ラビハウズの東側、250mのところにあります。立地は悪くないですが、旧市街の北西に位置するカラーン ミナレットやアルク城などへのアクセスは、マリカ ブハラと比べると劣ります。でも、小さめのブティックホテル風で、見た感じ、とても雰囲気は良いです。宿泊料金は高めではありますが、メルキュールのことを思えば、それほど驚くものではありません。
返金できるか否か
では、いま挙げたような理由をもって両ホテルを選ばなかったのか、と問われると、そうではありません。それよりもネックになることがあったから選べなかったのです。それは、メルキュールもアレクシアスイートも、キャンセル時に返金がなされないことです。
10月という観光のハイシーズンに行くとなると、宿を早めに予約しておいた方が無難です。一方で、突発的な何かがあって、旅行に行けなくなるかもしれないことを、どこかで考えておく必要もあります。その際に返金されないのは困ります。やはり、事前決済は必要だが返金可能なところ、もしくは現地決済でいいところ、このどちらかのホテルを選びたいものです。
その点、マリカ ブハラは返金可能でした。
返金してもらえるホテルの中で、立地とクオリティーの両方を満たしていそうなところはどこか。その観点で選んだのが、マリカ ブハラでした。
泊まってみて、満点のホテルだったとは言えない気がします。安い方の部屋を選んでしまった失点があったので、それは当然そうなるでしょう。でもどうしようもなく駄目というところもなかったです。宿泊料金は2泊で25,000円ほど。値段も手ごろでした。結果的に、それほど悪くない選択だったとは思います。
何があってもキャンセルすることはないと言い切ることができ、なおかつ宿泊料金が多少高くなってもいいという方にとって、メルキュールやアレクシアスイートは、有力な選択肢になるのではないかと思います。
以上、ホテル マリカ ブハラの紹介でした。
旅行記⑮は、イスマイール・サーマーニー廟など、ブハラ観光の話になります。




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